<ヒイラギモクセイ>
     モクセイ科は、常緑又は落葉性の低木〜高木で、葉は対生もものが多いです。花はふつう合弁で4裂し、おしべは普通2個、子房上位で2室です。熱帯から温帯にかけて約600種が知られ、日本には約30種が分布します。オリーブやジャスミンなど、有用な樹木も多いです。
     写真のヒイラギモクセイは、ギンモクセイとヒイラギの雑種と考えられ、葉は鋸歯が8〜10対あり、花は10月頃に香りの良い白い花を付けます。雌雄別株で、なせが雄株だけが知られています。