<サツマノギク>
     キク科キク属(デンドランセマ属)はおよそ50種が知られており、東アジアが分布の中心となっています。
     写真のサツマノギクは、鹿児島県と熊本県南部の東シナ海に面した海岸近くに見られる多年草です。頭花はノジギクよりも大きく、直径4−5cm程度で見ごたえがあります。12月頃に薩摩半島西側の海岸近くの道路を走ると、よく見かけます。中には、花冠がピンク色になっている個体も見られます。