カナムグラ<葎草> クワ科 カラハナソウ属 Humulus japonicus
住宅地の空地や河原の日当たりの良いところに、クズ、ヤエムグラ等とともに最も普通に見られる一年草。つる性で成長力は極めて大きい。茎には一面にトゲが生えており、触ると痛い。夏の終わり頃の残暑が厳しい時期に房状の花を咲かせるが、それ程目立つものではない。雌雄異株。
地上部を乾燥したものは生薬(葎草)として、健胃、利尿、強壮に用いられる。
分布 北海道〜奄美
花期 9−10月
撮影 横浜市 97.5.18、 あきる野市 97.9.7
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