リュウキュウシロスミレ<琉球白菫> スミレ科 スミレ属 Viola betonicifolia var. oblongo-sagittata

     南西諸島に見られるアリアケスミレの南方型。アリアケスミレよりも変化が大きい。葉は長三角形〜披針形。リュウキュウコスミレより葉は細長く、花の側弁には毛が生えているので、区別はしやすい。距は丸くて短い。花柄が長く、別名の由来となっている。別名エナガスミレ、ヤノネシロバナスミレ。沖縄島では、リュウキュウコスミレより自然度が高い山地に多く、個体数も少ない感じであった。
     
    分布 九州(甑島以南)、沖縄
    花期 11−4月
    撮影 沖縄島 07.1.20




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