<カタヒバ>
 イワヒバ科のイワヒバ属のシダは、岩上などに多く見られる常緑のシダで、日本には17種が知られています。
 写真のカタヒバは、宮城県以南に分布する常緑のシダで、地上茎は3〜4回羽状に分岐します。和名は、イワヒバが株状に葉を広げるのに対して、平面的に直立茎が出る状態を表し、「片檜葉」としている。