<アオネカズラ>
 ウラボシ科は、おもに着生の小型から中型のシダで、熱帯・亜熱帯を中心に50属以上知られている大きな科で、日本にも50種程度が知られています。
 写真のアオネカズラは、エゾデンダ属に属し、夏に落葉し、冬に葉を茂らせる冬緑性のシダです。根茎は太い緑色で長く横走し、名前の由来となっています。葉質は、厚いのにやわらかい質感で、魅力的なシダの一つです。