<キバナアキギリ>
シソ科アキギリ属は、世界に広く分布し、約500種が知られています。葉は対生し、花は2〜多数が仮輪をつくり、それが穂状、総状などの花序をつくります。園芸品種のサルビアもこの仲間です。
写真のキバナアキギリは、本州から九州の山地の木陰に見られる多年草で、高さは30cm程度になります。花には、巧妙な仕掛けがしてあり、昆虫が花にもぐり込むと、花粉が背中につくようになっています。