<トモエソウ>
     オトギリソウ科のオトギリソウ属は、多くは多年草で、一部は木本となる。ユーラシアの温帯〜亜熱帯に約300種が知られています。
     写真のトモエソウは、山地の草原にはえる多年草で、高さは1m、茎は4稜で、葉は披針形、葉には多くの明点がありますが、黒点はありません。萼片は不揃いで大きいものから小さいものまであります。和名は、花弁が巴型のゆがんだ形をしていることに由来します。