<ヤハズエンドウ>
     マメ科のソラマメ属は、つる性又はまれに直立する一年草又は多年草で、葉は偶数羽状複葉で、先端はしばしば巻きひげとなり、他の植物に巻きつきます。北半球の温帯から亜寒帯、南アメリカに分布し、約150種が知られています。日本には13種が分布しています。
     写真のヤハズエンドウは、カラスノエンドウとも呼ばれ、本州から沖縄の道ばたに普通に見られる一年草〜越年草で、オオイヌノフグリやホトケノザとともに、春の道ばたで花を咲かせています。豆果は線状で、中には黒い種子が入っています。