<タカオヒゴタイ>
     キク科のトウヒレン属は、多年草又は一年草で、北半球のアジアの山岳地帯に焼く250種が分布し、日本にも25種が分布します。この仲間は、和名がまちまちで、〜トウヒレン、〜ヒゴタイ、〜アザミなど、統一的な名前となっていないのが特徴です。頭花は、紅紫色又は白色で、総苞片の形の違いが分類の参考になります。
     写真のタカオヒゴタイは、東京都と神奈川県の山中の林下に生える高さ50cm程度の植物です。総苞が鐘形なので、花は全体的にずんぐりした感じで、愛嬌があります。