<ホウオウシャジン>
     キキョウ科は、多くは多年草で、世界に広く分布し、約60属約1500種、日本に9属25種ほどある科です。花は、先端が5裂、雄しべも5個で、花冠裂片と互生します。子房は下位で、2−10室の中軸胎座となります。
     写真のホウオウシャジンは、イワシャジンの変種で、南アルプス鳳凰三山の岩場に見られる多年草です。青紫色の釣鐘型の花が岩からぶら下がる様は、とても綺麗です。