<イブキコゴメグサ>
     ゴマノハグサ科コゴメグサ属は、草地に見られる1年草又は多年草で、世界に約200種ほど知られています。花は茎の上部に花穂をつくり、ほとんど柄のない花をつけます。花冠は唇形で、下唇は3裂、雄しべは4個、子房は2室で、各室に数個の胚珠があります。
     写真のイブキコゴメグサは、ミヤマコゴメグサの変種で、滋賀県の伊吹山と霊仙山に見られる一年草で、高さ15cm程度で、花は大きく、下唇が大きいのが特徴です。