ヤマシロギク<山城菊> キク科 シオン属 Aster ageratoides subsp. amplexifolius

     日当たりの良い斜面や林縁に見られる多年草。高さ70cm程度。葉は、長さ10cm程度の長楕円状披針形で柄はない。秋に開花。別名イナカギク。和名は山城菊で、京都の山城に多かったことに由来する説が有力。ノコンギクやシロヨメナとの雑種が多く、区別が難しい個体が多い。似た名前でシラヤマギクがあるが、こちらは別種で、葉の形が違う。

    分布 本州(東海以西)〜九州
    花期 9−11月
    撮影 雲仙 03.11.1、 04.9.20




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