ヤッコソウ<奴草> ヤッコソウ科 ヤッコソウ属 Mitrastemon yamamotoi

     シイ属の根に寄生する多年草。高さ5cm程度。葉緑素を欠き、栄養体は寄生植物の体内にある。鱗片様の葉は互生し、3〜6対つける。秋に開花。開花時は乳白色であるが、組織が死ぬと褐色になる。受粉はメジロやハチとされる。世界最大の花とされるラフレシアもこの仲間であり、ヤッコソウ科をラフレシア科としている図鑑もある。

    分布 四国、九州
    花期 10−11月
    撮影 宮崎県 04.11.03




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