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トラキチラン<虎吉蘭> ラン科 トラキチラン属 Epipogium japonicum 本州中北部の針葉樹林下に見られる腐生ランで、ヒトヨタケ科の一種に依存するとされる。高さ20cm程度。全体が淡褐色で、夏〜秋に1茎に2−8個の花をつける。普通のランは、花の上下がねじれて、唇弁が下になるものが多いが、本種は、花がねじれないで唇弁が上につく。和名は、発見者の神山虎吉の名を記念したもの。 トラキチラン属は、日本にはトラキチランの他、アオキランとタシロランがあるが、いずれも腐生植物で、変わった姿をしている。 分布 北海道、本州(中部地方) 花期 8−10月 撮影 北岳 05.9.10、 06.9.3 |