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アイラトビカズラ<相良飛葛> マメ科 トビカズラ属 Mucuna sempervirens 日本では熊本県菊鹿町相良にあるだけで、国の天然記念物になっている。常緑つる性。葉は3出複葉で革質。5月上旬に開花。中国中西部に広く分布しているため、中国から持ち込まれたものと推定される。このトビカズラには伝説があり、町のホームページには以下の説が書かれている。「昔、源平合戦の頃の話で、壇ノ浦の合戦で敗れた平家の残党が相良寺に立て篭もったさい豊後竹田の源氏方の武将緒方三郎が寺を焼討ちした。このとき寺の観音様は飛翔(ひしょう)してこのカズラに飛び移り危うく難を逃れたという。また、一説には、観音様がカズラに姿を変えて飛来され、走落の坂を下る緒方三郎の足にからみつき、落馬したところを残兵が討ち取ったとも伝える。」 分布 熊本県菊鹿町 花期 5月 撮影 熊本県菊鹿町 03.5.3 |