シュスラン<繻子蘭> ラン科 シュスラン属 Goodyera velutina

     山地の林下に見られる多年草。茎の下部は横に這い、先端は斜上して高さ10cm程度。葉は、対生し、長さ3cm程度の卵状楕円形、上面は暗紫緑色でビロード状の光沢があり、中央に白色のすじがある。夏〜秋に開花。和名は、葉の表面を繻子(サテン)に見立てたことによる。八丈島で見たものはほぼ白色であった。

    分布 本州(千葉県以西)〜九州
    花期 8−9月
    撮影 大村市 03.9.14、 八丈島 07.9.23




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