シクラメン サクラソウ科 シクラメン属 Cyclamen persicum

     地中海沿岸原産の多年草。高さ30cm程度。葉はハート形で長さ5cm程度。地上茎はなく、原産地では夏に落葉し、地下茎で休眠する。かつてブタノマンジュウとよばれていたが、牧野富太郎はカガリビハナと命名したものの、英名のシクラメンが定着した。英名は、花後の花柄がゼンマイ状に巻くこと(サイクル)に由来する。
     なお、「シクラメンのかほり」という歌が流行したが、シクラメンにはほとんど香りがない。あるwebによれば、「小椋佳さんの奥さまのお名前が「かほり」さんで、この名前の文字「かほり」をどうしても使いたかったからが本当のようです。」と書かれていた。

    分布 地中海沿岸原産
    花期 12−4月
    撮影 長崎市(植栽) 04.1.17




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