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サクライソウ<桜井草> ユリ科 サクライソウ属 Protolirion sakuraii 山地の林下に見られる腐生の多年草。高さ15cm程度。葉は退化し、下部に鱗片葉が互生する。茎は意外にも硬く、しっかりしている。夏に開花。花は花被片が6個、雄蘂が6個でユリ科の特徴である3数性を維持している。和名は、1903年に桜井半三郎が恵那山麓で発見したことに由来する。ユリ科では珍しい腐生植物なので、以前から見たいと思っていたが、林の中を1時間ほど探してようやく出会うことができた。 分布 本州、奄美大島 花期 7−8月 撮影 長野県木曽郡 06.8.12 |