オキナワスズムシソウ<沖縄鈴虫草> キツネノマゴ科 イセハナビ属 Strobilanthes tashiroi

     奄美・沖縄の常緑樹林の林縁や林下に見られる多年草。高さ50cm程度。葉は、長さ5cm程度の長楕円形で浅い鋸歯がある。冬〜春に開花。図鑑では花冠が淡紅紫色となっているが、観察した2株はいづれも白花だった。本土のスズムシバナは秋の開花であるが、本種はセイタカスズムシソウと同じく冬〜春に咲くのはおもしろい。

    分布 奄美、沖縄
    花期 1−3月
    撮影 沖縄本島 07.3.18




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