ミヤマウスユキソウ<深山薄雪草> キク科 ウスユキソウ属 Leontopodium fauriei

     東北地方の高山に見られる多年草。高さ15cm程度。全体が灰白色の綿毛に覆われる。葉は長さ4cm程度の狭倒披針形。夏に開花。和名はフランス人宣教師のFaurieが鳥海山で採取したものをもとに命名されたことに由来する。別名ヒナウスユキソウ。写真は花が終了して枯れかかった状態である。ホソバヒナウスユキソウは本種の変種で、蛇紋岩細葉変型である。

    分布 本州(東北地方)
    花期 7−8月
    撮影 月山 08.7.27、 07.8.12




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