クマワラビ<熊蕨> オシダ科 オシダ属 Dryopteris lacera

     山地の林下、村落の路傍などに見られる常緑のシダ。葉は長さ50cm程度の2回羽状複葉。胞子嚢群をつける羽片は葉身の先端部に限られ、胞子を散布した後は枯れる。和名は、葉柄基部の黒っぽい鱗片を熊になぞらえたとされる。

    分布 北海道〜九州
    花期 −
    撮影 長崎県千綿渓谷 05.2.12




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