キタダケキンポウゲ<北岳金鳳花> キンポウゲ科 キンポウゲ属 Ranunculus kitadakeanus 南アルプスの北岳に特産し、高山帯の礫地に見られる多年草。高さ10cm程度。葉は長さ1cm程度で3深裂し、側裂片はさらに2−3裂する。夏に開花。この日に北岳を訪れたのは、この植物を見るのが目的だったが、無事に見ることができてよかった。高山帯の礫地に見られるキンポウゲは、本種の他にヤツガタケキンポウゲ、タカネキンポウゲ、クモマキンポウゲがあるが、いずれも小さな個体で、葉の雰囲気に何となく共通点があるのがおもしろい。タカネとクモマはまだ見たことがないので、一度見てみたいと思っている。 分布 本州(南アルプス北岳) 花期 7−8月 撮影 北岳 06.7.22 |