キハダ<黄肌> ミカン科 キハダ属 Phellodendron amurense

 山地に見られる落葉高木。高さ15m程度。葉は対生し、奇数羽状複葉。初夏に開花。外樹皮は灰色であるが、内樹皮は鮮黄色で、この樹皮を乾燥させたものは生薬の黄檗(おうばく、黄柏)として知られ、薬用のほか染料の材料として用いられる。内樹皮をなめると、ものすごく苦い。

分布 北海道〜九州
花期 6−7月
撮影 山梨県 12.8.12




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