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イラクサ<刺草> イラクサ科 イラクサ属 Urtica thunbergiana 低山地に普通に見られる多年草。葉の鋸歯は切れ込みが大きく、一見シソの葉のようである。名前のとおり茎等にトゲが生えており、触ると痛い。痛みの原因は、樹液にヒスタミンとアセチルコリンを含むからで、この2物質の相互作用で皮膚炎を起こす。雌雄同株。 全草を乾燥させたものは、生薬(蕁麻(じんま))としてリウマチ、小児のひきつけに用いる。 分布 本州、四国、九州 花期 9−10月 撮影 東京都 10.9.12、 岡山県 08.7.13 |