イネ<稲> イネ科 オリザ属 Oryza sativa

     日本で栽培されている種は中国南部原産と言われる。日本人の主食として広く栽培される。高さ80cm程度。7−8月に開花。ビタミンB1の一種であるオリザニンは、脚気の治療薬として米糠から抽出されたが、これは明治43年に鈴木梅太郎が発見した。コメにはリジンが少ないものの、良質なタンパク質が比較的多く含まれ、リジンの多い大豆ととともに摂取すると、栄養価は高い。みなさん、コメはたくさん食べましょう。

    分布 栽培種
    花期 7−8月
    撮影 手賀沼周辺(植栽) 00.8.26




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