ヒロハスズメノトウガラシ<広葉雀の唐辛子> ゴマノハグサ科 アゼトウガラシ属 Lindernia antipoda ver. verbenifolia

     湿地や水田などの湿ったところに見られる1年草。高さ10cm程度。葉は対生し葉柄がなく、広披針形で先がとがり縁に低い鋸歯がある。夏〜秋に開花。アゼトウガラシに似るが、葉は広く、花はつぶれたような形をしている。スズメノトウガラシは、従来まとめてスズメノトウガラシとされてきたが、最近になって、ヒロハスズメノトウガラシとエダウチスズメノトウガラシの2変種に分類された。

    分布 本州〜沖縄
    花期 8−10月
    撮影 長崎県諫早市 06.8.19




     科名一覧に戻る