ヘツカニガキ<辺塚苦木>
アカネ科 タニワタリノキ属 Adina racemosa
暖帯から亜熱帯に見られる落葉高木。高さ10m程度。葉は対生し、長さ12cm程度の卵円形。初夏に球状の頭状花序をつける。和名は発見地の鹿児島県辺塚に由来する。写真は北限の長崎県で撮影したもので、海岸近くの島影となって風が当たらない東の斜面に大木が一本生えていて、県の史跡となっている。写真左上は果実。
分布
四国(南部)、九州(南部)、沖縄
花期
6−7月
撮影
長崎県諫早市 06.8.19