エゾサカネラン<蝦夷逆根蘭> ラン科 サカネラン属 Neottia nidus-avis var. nidus-avis

     落葉広葉樹の林下に見られる腐生ラン。高さ30cm程度。根茎は地中に直立し、肉質で平滑、先が上向きの根を多数束生する(サカネランの由来)。本種は、サカネランの基本種となるもので、全体が無毛。夏に開花。平凡社の図鑑では北海道に分布すると書いてあるが、写真は全体が無毛で、開花期がサカネランより1ヶ月ほど遅いことから、エゾサカネランとした。

    分布 北海道、本州(長野県)
    花期 6−7月
    撮影 長野県 06.7.2




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