バシクルモン  キョウチクトウ科 バシクルモン属 Apocynum venetum var. basikurumon

     海岸の草地に見られる多年草。高さ60cm程度。葉は長さ3cm程度の長楕円形で、主幹部では互生、枝では対生する。茎や葉には毛がない。夏に開花。外来種でもないのに、バシクルモンという妙な名前がついているが、この由来は、アイヌ語のpaskur(カラス)−num(草)に由来すると言われる。別名オショロソウ。おもしろい名前なので、是非見たいと思い、新潟県にお住まいの方に案内して頂いた。キョウチクトウ科なので大きいと思っていたが、想像していたより小さいと感じたのが第一印象だった。
     
    分布 北海道、本州(青森〜新潟の日本海側)
    花期 6−7月
    撮影 新潟県西蒲原郡 06.6.24




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