バイケイソウ<梅尅吹 ユリ科 シュロソウ属 Veratrum album subsp. oxysepalum
山地の林下に見られる多年草。高さ1m程度。夏に開花。コバイケイソウとともに毒草であり、毒の成分はヴィラトラビン、サイクロパミン等。若芽はギボウシ(ウルイ)に似ているので注意が必要である。中でも、サイクロパミンは奇形・脳障害を起こし、羊の場合、妊娠14日目に食べると生まれてくる子供は脳障害を起こすと言われる。ギリシャ神話では、サイクロパミンとは一つ目巨人のキュクロプス(cyclops)のことである。
分布 北海道〜九州
花期 7−8月
撮影 くじゅう男池 04.5.30
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