アブラギリ<油桐>
トウダイグサ科 アブラギリ属 Aleurites cordata
山地に見られる落葉高木。高さ15m程度。葉は互生し、長さ15cm程度の広卵形で、浅く3裂する。初夏に開花。トウダイグサ科の中では、花は大きくて目立つ。種子から桐油をとるが、油は有毒なので、食用ではなく、乾性油として工業用に利用される。本種は、本来日本に自生していたものかどうか疑問視されている。
分布
本州(中部地方以西)、四国、九州
花期
5−6月
撮影
長崎県佐世保市 06.6.17